cvELD EDIT PAINT · 2.2.2

2.2.2 · Blender 4.5+ · 2026-10-23

Edit Paint 2.2.2 操作マニュアル

メッシュの編集モードでウェイトを塗り、頂点を選び、数値で整えるためのガイドです。最初は「描画」で短く塗り、変形を確認してから、必要な範囲へ作業を広げてください。

v2.2.2 更新履歴(2026-10-23)

移動ツールのままボックス・円・投げ縄選択を使った場合にも、X-Rayモードで裏側の頂点まで選択できるよう修正しました。ギズモを押したままドラッグする際に、選択表示の更新が操作を妨げる問題も修正しました。

Edit Paintを有効にすると、メッシュの編集モードで移動・回転・拡縮ギズモをドラッグできなくなることがある問題を修正しました。選択X-Rayを有効にした場合も、ギズモで操作できます。キーマップの「Active Gizmo」を「Press」に変更する必要はありません。通常の「Drag」のまま使えます。

購入した更新版ZIPを「ディスクからインストール」でインストールし、Blenderを再起動してください。回避策として「Active Gizmo」を「Press」に変更していた場合は、「Drag」に戻してください。

約4秒・日本語/英語字幕。ユーザー提供のBlender実操作動画です。

v2.2.1 更新履歴(2026-10-20)

Blender 5.2.2で、Cyclesのベイク中にレンダープロパティが再描画されると強制終了することがある問題を修正しました。Edit Paintを有効にした状態でベイクする場合は、2.2.1へ更新してください。

プリファレンスの「エクステンションを入手」から「ディスクからインストール」で更新版ZIPを選び、Blenderを再起動してください。保存済みのウェイトや設定は引き続き使えます。

v2.2 更新履歴(2026-10-19)

更新動画:約12秒・日本語/英語字幕。

リンググラデーション

腕や指に沿ってドラッグすると、軸方向にウェイトが変化し、各断面の一周では同じ値になります。ドラッグ区間内でつながる分岐にも適用できます。

グラデーションのカバー量

「表裏の両面」はグラデーションの下にある裏側まで塗ります。「この部位だけ」は形状に沿って断面を追い、「表面のみ」は見えている面に限定します。選択・非表示・ロックによる保護は維持します。

視点操作とループ選択のショートカット

「視点操作を上書き」をブラシのショートカットから独立させました。Alt+Wでループ選択、Shift+Alt+Wで追加、Ctrl+Alt+Wで切り替えます。視点操作用のキーはビューポート外で離しても解除され、変更・無効化したブラシの割り当ても保持します。

無限厚みが背面まで届くよう修正

「無限厚み」が表面距離の制限で止まる問題を修正しました。ブラシの範囲とメッシュ島のフィルター、マスク、1回の塗布で2万頂点までの上限は維持します。

正規化できる場合の警告を修正

対称塗りで、ウェイトの配分先が塗るボーンだけの場合に、正常な正規化結果を採用するよう修正しました。この場合の誤った警告を解消し、実際にロックと競合する場合の案内は残しました。

編集対象に追従する表示

オブジェクトを切り替えた後も、前のオブジェクトのボーンのウェイトが表示され続ける問題を修正しました。複数オブジェクトの同時編集と保存済み設定は維持します。

グラデーションのアイコン

グラデーションカードのアイコンが選択したツールに合わせて切り替わるよう修正しました。

リンググラデーションの操作

筒に沿ってドラッグし、断面の一周で同じウェイトになることを確認します。実際のBlender画面を3秒に編集したデモです · 3秒

v2.1.1 更新履歴

Subdivision表示の更新を高速化

Subdivision付きメッシュでウェイト表示を更新する際の、形状データの重複した準備処理を減らしました。大きいメッシュでは更新に時間がかかる場合があります。

ゼロウェイトの警告表示を調整

プリファレンスの「ウェイトの色」から、Zero Weightsとゼロウェイト警告色を設定できるようになりました。標準表示とカスタム表示でBlender共通のテーマ色を使います。各欄には初期値へ戻すボタンを用意しました。

プリファレンスを開きやすく

ドックの右クリックメニューに、プリファレンスを直接開く項目を追加しました。対称ボタンのホバーメニューは、X・Y・Zと強制対称ペイントに整理しました。

ゼロウェイトの警告表示と警告色の設定

v2.1 更新履歴(2026-10-18)

フレーム変更とポーズへの追従

フレーム変更・再生時に、ボーン表示、ホバー候補、変形後のウェイト面が更新されない問題を修正しました。近接したサブフレームも区別します。

Zero Weightsの表示

なし・アクティブ・すべての設定に応じて、ゼロウェイト頂点の表示を修正しました。カスタム表示でも、対象グループに属さない頂点を対応する警告モードで黒く表示します。

グラデーションのプレビューと復元

Fan Gradientの重複したプレビュー計算を減らし、変更したウェイト行を更新するよう改善しました。キャンセル時は元の値へ戻し、計算失敗後に直前の結果を保持する場合も、その結果に対応する補正情報を残します。Subdivision付きや大きいメッシュでは更新に時間がかかる場合があります。

Quick Poseとボーン選択の案内

Quick Poseで必要な変形キーマップがない場合に復旧方法を案内し、失敗時に一時ショートカットを戻します。ボーン選択では非表示、Soloコレクション、対応グループの不足を区別して案内します。EditPaint専用ボーン表示への切替も初回に通知します。

上段バーの並べ替え

上段のボタン、または表示ツールの「バー項目」の行を中ボタンドラッグで並べ替えられます。Escで取り消し、「順序初期化」で標準順へ戻せます。下段のツールカードの順序は変わりません。

ドックと対称操作の見やすさ

上段アイコン、余白、選択ツール列を調整しました。アイコンのみの表示でも「選択のウェイト」のピンク色を保ちます。対称ボタンにポインターを重ねると選択肢が開き、直接クリックでのX切替も使えます。

選択中だけのX-Ray

「X-Rayモード」がオンの場合、矩形・円・投げ縄の選択中だけ奥の頂点を選択できる表示へ切り替え、確定・キャンセル後は元の表示へ戻します。

重なったパネルの入力

cvELDのパネルが重なった場合、手前に見えているパネルが入力を受け取るよう調整しました。クリックやトグルのドラッグが背後へ伝わる問題を軽減します。

ショートカットのプリセット

Mudbox・Substance 3D Painter向けのブラシ用プリセットを追加しました。SoftimageではSを視点操作用に確保し、半径はR、強さはShift+Rです。DCC全体の操作を再現するものではなく、プリセットは明示的に適用します。

オーバーレイ設定の説明

マニュアルに、標準ウェイト表示の不透明度、ウェイト表示のオン・オフ、Zero Weights、選択用X-Rayとウェイト面の透過の違いを追記しました。

2.1の操作例

フレーム変更に追従する表示

フレームを切り替えたときのボーンとウェイト面の追従を確認できます。 · 3秒

Zero Weightsの表示切り替え

カスタム表示で「なし」「アクティブ」「すべて」を切り替えた例です。 · 3秒

上段バーの並べ替え

「バー項目」の行を中ボタンドラッグして、上段の並び順を変更します。 · 3秒

選択中だけ奥の頂点も選択

矩形選択中にX-Rayを有効にし、確定後は元の表示へ戻します。 · 3秒

v2.0.1 更新履歴(2026-10-13)

  • ウェイト・ボーン表示の同期中にエラーが繰り返し出る場合がある問題を修正しました。Blenderが一時的に表示を切り替えられない間は同期を待ち、利用可能になると自動で再開します。

v2.0 更新履歴(Version 1.2.4からの変更)

Version 1.2.4からの変更点です。厚みブラシ、リボンブラシ/グラデーション、選択のスムース、インフルエンスカット、配色・ボーン外観プリセット、パイメニューは1.2.4にもあった機能です。

3方式のX対称ペイント

通常対称、非対称形状・異なるトポロジーへ補間する「表面ウェイト転写」、左右それぞれの開始値から塗る「ブラシ範囲」を選べます。ブラシ範囲は円形Draw/消去用で、ほかのツールには対応する表面方式を使います。

ポーズを付けたまま対称ペイント

ボーンを回転させた状態や、腕などが中心線を越えるポーズでも作業できます。元の形状から左右を判断し、反対側のブラシガイドは変形後の表面へ追従します。

対称スムーズ・指先

通常対称と表面転写で、スムーズ、一時Shiftスムーズ、スムーズグラデーション、指先に対応。操作側がすでに目標値でも反対側を補正でき、単一ボーン表示は左右それぞれの実際のチャンネルを表示します。

方向を指定するウェイト対称

−/+で既存ウェイトを指定側へコピーできます。対象ボーン・頂点、ローカル/ワールド軸、近似表面転写を選択可能。塗りながら使うX対称とは別操作で、UV転写や「削除して再生成」は明示的に実行します。

複数ボーン調整

複数ボーンの合計の強さと比率を、倍率/合計指定、保持/倍率/共通比率でプレビューできます。元の状態と比較し、「適用」で1回のUndoとして確定、「取消」で保存ウェイトを変更せず終了します。

シンプル表示と情報付き表示

ドックへX対称の直接操作を追加。バーのボタンごと、または全体をアイコンのみ/ラベル付きへ切り替えられます。Ctrlを押して重なったボーン名を一覧表示する設定も追加しました。

高密度メッシュへの対応改善

固定の頂点数・三角形数の上限でペイントが取り消されたり、ウェイト色が表示されなくなる問題を修正。準備済みの表示データを再利用し、表示用メモリ確保に失敗した後の復旧も改善しました。大きいメッシュでは準備時間とメモリが必要です。

選択とショートカットの修正

分離表示の解除で、分離中に変更したボーン選択が以前の状態へ戻る問題を修正。モード別の起動キーを独立して保持し、外部キーマップの重複がある場合のプリセット適用・「すべて未割当」を改善しました。個別のユーザー追加は保持します。

設定と収録範囲

Blender標準のプリファレンス保存は利用できます。設定JSONによるバックアップ/復元は2.0の使用可能な機能には含めません。別オブジェクトからのウェイト転送は今後の更新へ延期し、このバージョンの使用可能なツールには含めません。

インストールして作業を始める

Blender 4.5.0以降を使用します。更新前に作業ファイルを保存し、古いEdit Paintを無効にしてください。

  1. 購入・配布されたZIPをBlenderへドラッグするか、プリファレンスのアドオンメニューから「ディスクからインストール」を開きます。
  2. Blenderの確認画面でインストールし、cvELD Edit Paintを有効にします。
  3. 対象メッシュをアクティブにします。リグで変形させる場合は、Armatureモディファイア、変形ボーン、ボーンと同名の頂点グループを用意します。
  4. 3Dビューで N → Quick Weight Paint → ペイント開始(Start Painting)を押します。左ツールバーのEdit Paintウェイトツールからも開始できます。
  5. メッシュの編集モードに入り、下部のドックが表示されたことを確認します。

同じ機能を含むUtility統合版と重複して有効にしないでください。更新後に古い表示が残る場合はBlenderを再起動します。アンインストールしても、確定済みのウェイトはメッシュの頂点グループに残ります。

開始・終了とツール切り替えを置いた現行Nパネル
開始・終了とツール切り替えを置いた現行Nパネル

ボーンを選び、ひと塗りする

  1. Ctrl+左クリックで塗るボーンを選びます。単独クリックでは、そのボーンを通常ブラシの対象にします。
  2. ペイント(Draw/ドロー)を選びます。ヘッダーの半径・強さ・ウェイトを設定します。
  3. メッシュ表面をドラッグします。ボタンを離すと確定します。
  4. 間違えたストロークは途中でEsc/右クリック、確定後はCtrl+Zで戻します。Ctrl+Shift+Zでやり直します。
  5. ボーンを動かして変形を確認し、最後にblendファイルを保存します。

通常ブラシはアクティブボーンを塗ります。ボーンを複数選んだだけでは、リボンへの配分に切り替わりません。リグなしのメッシュでは、編集したい頂点グループを指定してください。

描画ツールと現在のブラシ設定
描画ツールと現在のブラシ設定

目標ウェイトへ向けて塗る

色の変化と塗られた範囲を確認します · 3秒

設定 見た目への作用
半径 一度に届く範囲。細部では小さくします。
強さ 1回の塗布で目標値へ近づく度合い。弱くして重ねると調整しやすくなります。
ウェイト 描画が目指す値。正規化やロックによって最終値が制限される場合があります。
硬さ・減衰 中心から縁へ、強さが落ちる形を変えます。
筆圧 対応する入力機器の圧力を利用します。まず通常のマウスで設定値の効果を確認できます。
Miyabiの手のウェイト調整

ドックと小窓を使う

ドック下段からペイント、グラデーション、スムーズ、ウェイト調整、ボーン操作を開きます。指先(Smudge)はスムーズのカード内にあります。上段ではアクティブボーン、マルチカラー、選択のウェイト、X対称などを扱います。アイコンにポインターを置くと名前と説明を確認できます。

現行アイコンを使った下部ドックとバー項目設定
現行アイコンを使った下部ドックとバー項目設定

表示ツールの バー項目で、上段の表示項目と「シンプルアイコン表示」を個別に変更できます。表示・その他は常に残ります。選択ツール列は左右の端を指定できます。設定を次回も使う場合はBlenderのプリファレンスを保存します。

上段ボタン、または「バー項目」の行を中ボタンでドラッグすると並べ替えられます。移動先で離して確定し、Escまたは右クリックで取り消します。順序初期化で標準順へ戻せます。順序は自動保存され、非表示の項目を移動するとその項目も表示されます。下段のツールカードは並べ替えの対象外です。

対称ボタンにポインターを重ねると、軸、強制対称、詳細設定への選択肢が開きます。直接クリックするとX対称を切り替えます。軸の表示にかかわらず、塗りながら使うウェイト対称はローカルX用です。

ブラシ設定・表示・ボーン操作・ウェイト調整の小窓はピンで固定し、見やすい場所へ配置できます。閉じるときは×を押します。ピン解除と小窓を閉じる操作は別です。小窓の一時配置を、再起動後の復元機能として扱わないでください。

頂点を選び、範囲を限定する

全頂点を対象にする設定では、未選択の頂点にもブラシが届きます。一部だけを変更する場合は頂点を選択し、ウェイト選択 → 選択頂点(Selected Vertices)へ切り替えます。未選択のまま選択限定にすると塗られません。

選択した頂点だけを塗る

ブラシが境界をまたいでも下側の値を保持します · 3秒

矩形・円・投げ縄などの選択ツールを使って範囲を作ります。ボーン周囲を選択する機能では、自動選択された範囲を確認してから塗ってください。選択を孤立表示/解除は周囲を隠して集中するための操作です。同じ操作で表示を戻します。

選択方法のメニューにあるX-Rayモードをオンにすると、矩形・円・投げ縄の選択中だけ奥の頂点も選択できます。確定・キャンセル後は、選択前のX-Ray表示へ戻ります。オフの場合はBlender標準の選択と表示設定を使います。この設定でウェイト面全体が半透明になるわけではありません。

頂点ロックと頂点グループのロックは、変更させたくない場所・ボーンを保護します。可視判定、選択、ロック、マスクは別の条件です。色が見えるだけで、書込み対象になっているとは限りません。

Miyabiの手の選択範囲

描画・消去・スムーズ・指先

消去は対象ボーンの影響を減らします。既定の割当ではShift+右ドラッグです。Shift+左ドラッグは一時スムーズです。ショートカットを変更している場合はプリファレンスの現在の割当を優先してください。

スムーズでムラをならす

スムーズのカードでブラシを選び、ムラの上を短くドラッグします。接続した頂点を参照して分布をならします。方式・強さ・回数を増やす前に、対象範囲とロックを確認します。

スムーズの方式とブラシ設定
スムーズの方式とブラシ設定

ウェイトのムラをならす

凹凸のある色分布がなめらかになります · 3秒

指先で分布を伸ばす

スムーズのカードで指先(Smudge)を選び、影響のある位置からドラッグします。既存の分布を引き延ばす操作です。何も影響がない場所から新しい分布を作る場合は描画を使います。

既存の分布を引き延ばす

色のある位置から移動した先を確認します · 3秒

半円・扇形で片側を守る

ブラシ形状をFanにして角度と向きを指定します。固定方向は境界に沿って使い、追従方向はドラッグの向きに合わせて使います。塗る側を確認してから動かしてください。

半円ブラシで境界を守る

平らな辺の反対側を塗らずにドラッグします · 3秒

厚みとリボンで塗る

厚みブラシは、ヒット位置から視線方向の前後へ広がる範囲を使います。ブラシ半径に対する厚みを小さく始め、裏面や隣のパーツが含まれないか確認します。単に画面で重なった全頂点を同じ条件で塗る機能ではありません。

リボンブラシは、選択した変形ボーンへの距離とメッシュのつながりを考慮して配分します。

  1. ペイントの形状でリボンを明示的に選びます。
  2. 配分先のボーンを選択し、選択ボーンを使用でリボンの対象を更新します。
  3. 「ウェイトを作成」または「選択ボーンの合計を保持」を、目的に合わせて選びます。
  4. 半径・強さ・厚みを確認して短く塗ります。

「ウェイトを作成」は変更可能な変形ウェイトを対象へ移します。「選択ボーンの合計を保持」は他のボーンを変えず、その集合の内部を配分します。リボングラデーションも同じ対象を使い、ドラッグ区間に沿って変化させます。

ポリゴン範囲 使い分け
表面距離 近くの表面に限定する軽い制限。大きな半径では範囲も広がります。
ポリゴンアイランド ストローク開始時に触れたアイランドへ限定。手のひらでつながる指は同じアイランドです。
接続範囲(重なりを含む) 同じ対象メッシュ内の実際の接触・交差も含めます。画面上だけの重なりは含みません。
Off 追加フィルターを無効にします。選択・ロック・半径・厚みの制限は残ります。

グラデーションを引く

グラデーションを開き、方式を選び、始点から終点へドラッグします。変化中の色を確認して確定し、意図と違えばEscで戻します。

グラデーションの現行設定カード
グラデーションの現行設定カード
方式 基準と用途
画面基準(Blender) 画面上のドラッグ方向を基準にします。
表面(Surface) 接続したメッシュ表面に沿って変化させます。
ボーン軸(Bone) ボーンの軸方向へ勾配を合わせます。
放射状(Radial) 始点を中心として広げます。
扇形(Fan) 指定した角度・方向へ広げます。
リング(Ring) 筒の軸方向にだけ変化させ、輪の一周では同じ値にします。

画面基準のグラデーション

ドラッグ方向に沿った変化を確認します · 3秒

表面に沿うグラデーション

接続した表面へ広がる範囲を確認します · 3秒

ボーン軸に沿うグラデーション

少し斜めのドラッグでも軸へ方向を合わせます · 3秒

放射状グラデーション

始点から周囲へ広がります · 3秒

扇形グラデーション

必要な方向に範囲を絞ります · 3秒

端点ウェイト、カーブ、変化区間の幅と位置で境界を調整します。対応するドラッグ中はShift+ホイールで幅、Alt+ホイールで位置を変更できます。反転ウェイトはShift+Alt+左ドラッグです。画面基準と表面基準では、同じドラッグでも範囲の意味が異なります。

手足・指・手の甲を一周まとめて塗る

グラデーションカードのツール選択からリンググラデーションを選び、筒状の部位に沿ってドラッグして区間を決めます。軸方向にウェイトが変化し、各断面の一周では同じ値になるため、視点の角度やブラシの大きさに関係なく表・裏・側面がそろいます。ドラッグ区間内でつながる分岐にも適用できます。端点ウェイト、カーブ、変化区間の幅と位置は、ほかの方式と同じです。確定後はUndoで戻し、プレビュー中はEscで取り消せます。

カバー量は、グラデーションが届く範囲を決めます。表裏の両面は、Blender標準のグラデーションと同じく、隠れた裏側も含めてグラデーションの下をすべて塗ります。画面上で重なる別の部位も塗られます。この部位だけは、太ももや腕のようにストロークの下にある部位の表と裏を塗り、形が分岐・合流する位置で止まります。表面のみは、見えている面だけを塗ります。

X対称の方式を選ぶ

対象メッシュのローカルXを基準にします。ドックのXが有効/無効の切り替え、隣の▼が方式の設定です。Y/Zに同じ動作を期待せず、Xのみを有効にしてください。

方式 設定 反対側への作用
通常対称 Xオン・強制対称オフ 元のメッシュで反対側の最寄り頂点へ反映します。
表面ウェイト転写 強制対称オン・F/Transfer 反射した位置から表面を探し、操作側の値を補間して届けます。
ブラシ範囲 強制対称オン・R/Mirror Brush Range 両側へ同じ実寸範囲を置き、それぞれの開始ウェイトから塗ります。

塗りながら左右グループをミラーする場合は、Breast_L_endなどを含む既存の左右グループ名を使います。アーマチュアや左右対称なボーン形状は必須ではありません。反対グループがない場合は理由を表示し、適用可能な操作側のペイントを続けます。方向を固定する場合は詳細設定で転送元を指定します。

通常のX対称

対応する反対側のボーンへ一緒に塗ります · 3秒

表面ウェイト転写

反対側の表面を探して操作側の値を届けます · 3秒

左右それぞれの開始値から塗る

同じ範囲でも初期値に応じた結果になります · 3秒

表面転写は非対称形状や左右で分割が異なるメッシュに対応し、形状や頂点数を変えません。元のメッシュの反射位置に近い面から補間し、面を取得できない場合は頂点で補います。重なった層などでは必要な面を選択・マスクで絞ってください。保存済みの表面探索距離では、現在の対称ペイントを停止しません。

ブラシ範囲方式は円形Drawと消去に対応します。たとえば目標0.6へ50%混ぜると、開始値0.2は0.4、0.8は0.7になります。両側を同じ値にそろえる目的では通常対称か表面転写を選びます。Shiftスムーズなど、ほかのツールでは対応する表面方式へ切り替え、状態欄へ表示します。

反対側が見つからない・マスクで対象外の場合も、適用可能な操作側のペイントは続きます。明示的なボーン/頂点ロック、非表示頂点、選択マスクは保護します。正規化と影響数制限を試みますが、指定した編集と両立しない場合はペイントを残し、満たせなかった条件を表示します。左右の結果とウェイト合計を確認してください。塗りながら使う対称処理はローカルX用で、Y/Zは対称ウェイト書き込みを追加しません。

操作側がすでに目標値でも、2.0では異なる反対側を補正できます。単一ボーン表示も有効な左右のチャンネルを参照します。表示切り替え自体は保存ウェイトを変更しません。

ボーンセットの強さと比率を調整する

Nパネルの複数ボーン調整(Adjust Bone Set)を使います。Ctrl+Shift+クリックで対象ボーンの集合を作り、必要な頂点を選択してから開始します。影響のある可視頂点を対象にする設定も選べます。

  1. 全体の強さを「倍率」または「合計指定」で決めます。
  2. ボーン間比率を「保持」「倍率」「共通比率」から選びます。
  3. 対象外のウェイトをそのまま保持するか、未ロックの変形ボーンへ配分して合計1へ合わせるかを選びます。
  4. 「元の状態」「プレビュー」や各ボーンの表示で結果を比較します。
  5. 適用で確定、取消/Escで破棄します。

比率をプレビューして適用する

プレビュー中は保存ウェイトを変更せず、適用時に確定します · 3秒

保持するボーンは行の鍵で一時的に固定できます。既存のグループロックも保護します。空の頂点を合計指定で初期化する場合は明示的に許可し、残りを受け取るボーンが必要なら指定してください。対象外を保持した結果、合計が1にならないこともあります。

計算中は適用できません。途中でボーン・グループ・選択・形状などを変えた場合は、プレビューを開始し直します。確定は1回のUndoで戻せます。プレビューを残したまま保存しても、その未確定値は保存されません。

選択のウェイトを数値で仕上げる

袖の一部だけ直したい、余計なボーンの影響を外したい、といった仕上げに使います。メッシュ上で選ぶ頂点が編集範囲、小窓で選ぶボーンの行が処理する影響です。まずこの2つを分けて確認します。

開き方と一覧の読み方

  1. メッシュの編集モードでEdit Paintのウェイト編集を開始し、直したい頂点を選びます。
  2. W、またはドックの選択のウェイト(Selection Weights)で小窓を開きます。キー割当はプリセットにより異なります。未選択で開くと、ポインター付近の頂点を拾います。
  3. 一覧のボーン名・バー・数値を確認します。頂点を選び直すと、その選択の値へ更新されます。
選択頂点と6行のウェイト一覧。左が編集範囲、右がボーンごとの数値です
選択頂点と6行のウェイト一覧。左が編集範囲、右がボーンごとの数値です
表示・ボタン 意味と使い方
ボーン名 対応する変形ボーンの行です。名前のクリックでそのボーンを選び、アクティブにします。
青いバー/右の数値 そのボーンのウェイトです。頂点1つなら実際の値、複数なら選択頂点全体の平均です。そのボーンの値がない頂点は0として平均します。
行全体の青い背景 選択したボーン行です。Ctrlで個別に追加・解除、Shiftで行の範囲選択ができます。
行の右端の鍵 ボーンの頂点グループをロック/解除します。閉じても残るグループの設定なので、編集後に必要なら解除します。
0/1 アクティブ行を0/1へ指定します。ロックなどの制約により、指定した値に届かない場合があります。
−/+ アクティブ行の値を、中央に表示した刻み幅ずつ減らす/増やします。
0.05 ▾ 増減の刻み幅です。0.05なら+を1回押すと各対象頂点の値へ0.05を加えます。プリセットまたは数値入力で変更します。
天秤のアイコン 均等化です。選択した未ロックボーン間の合計を等分します。合計を1にそろえる「正規化」とは別の操作です。
6 ▴ 表示するボーン行数の上限です。1~20行で変更できます。赤く表示されてもウェイト値ではありません。行数を減らしても保存ウェイトや実際の影響数は減りません。
ピン/× ピンで小窓を維持、×で閉じます。左上の点の部分をドラッグすると移動できます。

数値は小数点以下3桁の表示です。0.000でも、ごく小さい値が丸められている場合があります。一覧にはアクティブボーンを先頭に、ほかの影響を平均の大きい順で表示します。表示行数に収まらないボーンがあるときは6 ▴を増やして確認します。画面に収まらない行は小窓の上でホイールを回して表示できます。

値を増減する・正確な値を入力する

  1. 直したいボーンの名前をクリックし、アクティブ行にします。
  2. −/+で微調整、または青いバーを左右にドラッグします。Shiftを押しながらドラッグすると細かく調整できます。
  3. 正確に指定する場合は右の数値をクリック → 0~1の数値を入力 → Enterです。バーをドラッグせずクリックしても入力できます。
  4. 調整中のEsc/右クリックでその編集を取り消し、確定後はCtrl+Zで戻します。
数値をクリックして0.25を入力。Enterで選択頂点へ確定します
数値をクリックして0.25を入力。Enterで選択頂点へ確定します

+で0.05ずつ増やす

LowerArm_Lの平均が0.409から0.609へ変わり、残りの影響が再配分されます · 3秒

ドラッグと直接入力の違い:複数頂点の途中の値をドラッグすると、それぞれの元の値へ同じ増減量を加え、ばらつきを残して調整します。数値入力は対象頂点へ同じ値を指定します。たとえば元が0.2と0.6なら表示平均は0.4。平均をドラッグで0.5へ動かすと0.3と0.7、0.5を入力すると両方0.5になります。ロック・正規化の制約がない場合の例です。

0/1/−/+は他の未ロック変形ウェイトも再配分して合計1へ合わせます。正規化を使う通常の途中値ドラッグ・入力では、表示行の外の影響を保持して調整しますが、0/1への指定は表示外も再配分の対象です。変えてはいけないボーンは、先に鍵でロックしてください。ロック済みの合計が0.2なら、ほかの1本へ割り当てられるのは最大0.8です。

ボーン行を複数選ぶ・鍵で保護する

名前を通常クリックするとその行だけを選択します。Ctrl+クリックで離れた行を追加・解除、Shift+クリックで連続した行を選択します。これはメッシュの頂点選択とは別です。ボーンを複数選んでも、通常のブラシ塗布先はアクティブボーンです。

LowerArm_LとUpperArm_Lを選択。LowerArm_Twist_Lの鍵を閉じて0.134を保護しています
LowerArm_LとUpperArm_Lを選択。LowerArm_Twist_Lの鍵を閉じて0.134を保護しています

行を複数選んで使うのは、天秤・スムース・インフルエンスカットです。0/1/−/+はアクティブ行1本への操作です。鍵で固定したボーンは再配分からも保護されます。頂点ロックを使っている頂点も編集対象から外れます。

均等化とスムースを使い分ける

天秤:選択ボーンの値を同じにする。未ロックの行を2本以上選び、天秤を押します。各頂点でそのボーンたちの元の合計を保ち、同じ値へそろえます。たとえばLowerArm_Lが0.409、UpperArm_Lが0.226なら、合計0.635を2等分して両方約0.3175になります。画面の数値は小数点以下3桁で表示します。他のボーンは変わりません。

天秤で2本の値を均等にする

選択した2本だけを等分します。ほかの行と選択範囲の外は変わりません · 3秒

スムース:隣の頂点となじませる。未ロックの行を2本以上選び、スムースを押します。選択頂点の値を接続した近傍となじませ、各頂点の選択ボーンの合計を保ちます。周囲の頂点を参照しますが、書き換えるのは編集可能な選択頂点だけです。選んでいないボーンの値は保持します。

選択した2本の分布をスムースにする

まだらな分布をなじませます。動画ではスムースを4回実行しています · 3秒

均等化はボーン同士の配分をそろえたいとき、スムースは頂点間の急な段差を減らしたいときに使います。すでに周囲と同じ値なら、スムースを押しても変化しないことがあります。

インフルエンスカットで余計な影響を外す

残したいボーンを先に選ぶ操作です。未ロックの行を1本以上選び、インフルエンスカットを押します。編集対象の頂点から、選んでいない未ロックの変形ボーンの影響を外し、その分を選択ボーンへ配分します。表示行の外にある未選択の影響も対象です。

  1. 直す頂点を選びます。
  2. 残したい行をCtrl/Shiftで選びます。変えてはいけない行は鍵でロックします。
  3. インフルエンスカットを押し、不要な行が0になったことと、残した行の値を確認します。
  4. ボーン操作モードなどで曲げて確認し、意図と違えばCtrl+Zで戻します。

選択した2本へ影響を集める

sode01_Lなどの未ロック影響を外します。鍵を閉じたLowerArm_Twist_Lの0.134は残ります · 3秒

選択ボーン間の元の比率を保って再配分します。動画の例では、LowerArm_LとUpperArm_Lの比率を保ち、ロックした0.134以外の合計0.866を2本へ配分します。選択ボーンの元の値がすべて0なら均等配分です。ロックした未選択ボーンや非変形グループは残り、元の変形ウェイト合計を保ちます。合計を1へ直したい場合は、別途正規化を使います。

うまく変わらないとき・小窓を維持する

状況 確認すること
一覧が空/目的のボーンがない 編集可能な頂点とアクティブボーンを確認します。ほかの行は正の影響があるものを表示するため、必要なら目的のボーンをアクティブにして開き直します。表示上限も増やします。
スムース/天秤が実行できない 未ロックのボーン行を2本以上選びます。インフルエンスカットは1本以上必要です。頂点ロックも確認します。
指定した値にならない/処理が止まる 鍵、正規化、最大影響数、残りを受け取るボーンを確認します。上の6 ▴は表示行数なので、最大影響数の設定は変わりません。
頂点を選び直しても表示が出ない 同じメッシュの編集モードか、Edit Paintが有効かを確認します。形状や頂点グループ構成を変えたら開き直します。

開いた小窓はピン留めされます。ピンを有効にしておくと、選択・変形ツール中も維持されます。オブジェクトモードでは休止し、同じ対象の編集モードへ戻ると再表示します。×またはドックの選択のウェイトで閉じても、確定済みのウェイト編集は残ります。

Miyabiの選択ウェイト制作例

配色とボーン表示を整える

単一ボーン表示は対象の値、マルチカラーはボーンの分布を色で見分けるために使います。合成/合計表示は明示的な集合の合計です。配色を変えても、塗布先や保存ウェイトは変わりません。

ボーンごとの影響をマルチカラーで確認
ボーンごとの影響をマルチカラーで確認

Blender、Softimage、Maya、3ds Max、MODO、Houdini、C4D、cvELD、白黒などから配色を選べます。単一表示と複数色は別設定です。他ソフトと同一の動作を再現する設定ではありません。

ウェイト配色の画像一覧

N → Quick Weight Paint → ウェイト表示方式で単一ボーン/マルチカラーを選び、「単体表示の配色」または「マルチカラーの配色」を指定します。各カードは左が単一ボーン、右がマルチカラーです。画像をクリックすると拡大できます。

同じサンプルウェイトを各配色で表示しています。マルチカラーの色はボーン名や階層、個別色の設定によって変わります。BlenderとMODOのマルチカラーはMaya系の配色を使います。Maya・C4D・白黒の単一表示は同じ白黒表示ですが、マルチカラーは異なります。

ボーン形状の画像一覧

表示 → ボーンカラー → ボーンカラー設定で、形状、不透明度、フィル、外周線、選択・ホバーの色と太さを調整できます。標準・フォーカス・ウェイト色連動・スリムを出発点に、自作プリセットへ保存できます。Blenderのプリファレンス保存を忘れないでください。

「ボーン形状」で選べる8種類です。同じリグ・同じ視点で形状を切り替えています。表示上の変更なので、ボーンの長さや保存ウェイトは変わりません。

ボーンカラーの画像一覧

「ボーンカラー」で色の決め方を選びます。単色(カスタム)では色欄から好きな色を指定できます。オレンジとグリーンは色を変更した例です。選択中のボーンには選択色の外周線が付くため、色を比較するときは面の色も確認してください。

部位別カラーはボーン名から部位を判定し、不明な名前では親の部位または「その他」の色を使います。シャッフル色は同じシードと階層で再現できます。「選択色」「ホバー色」は、それぞれ選択時・ポインターを重ねたときの見分けに使います。

ボーン表示プリセットの比較

まずプリセットを選び、必要なら形状や色を変更すると調整しやすくなります。

Miyabiのボーン表示比較
Miyabiのボーン表示比較。既存画像をそのまま掲載。

曲げて確認し、ペイントへ戻る

ボーン操作モード(Bone Operation Mode)から関連アーマチュアのポーズへ移り、曲げた後にウェイトペイントへ戻るを選びます。ポーズを保持して分布を直せます。

曲げた状態で分布と変形を確認
曲げた状態で分布と変形を確認

ボーンを曲げて変形を確認する

操作後はポーズを保持してペイントへ戻れます · 3秒

一時操作はクイックポーズです。中ボタンを保持して操作し、離すとペイントへ戻ります。右クリックで移動・拡縮・回転、Tabでローカル軸を切り替え、Escで取り消します。Shift+Rで変形をリセットできます。画面のガイドと現在の割当を確認してください。

F1はボーンの孤立表示です。もう一度F1、または上部の解除ボタンで元の表示へ戻します。

変形した表面へ塗るには、頂点対応を維持するArmatureなどの編集モード表示を使います。Subdivision・Mirror・Geometry Nodesなどトポロジーを変えるモディファイアは、塗る間の編集モード表示を無効にします。

ウェイト・ボーンを整理する

選択頂点へ使うウェイト調整カード
選択頂点へ使うウェイト調整カード

ウェイト調整には、再配分スムーズ、割当、切り詰め、最大影響数、頂点ロックなどがあります。処理前に頂点とボーンを確認します。Strict Normalizeはロックと非変形グループを保護して変形ウェイト合計を調整します。正の影響が1本だけなら1になるため、中間値を保つには他の影響やBalance Groupが必要です。完全に消したゼロは残ります。最大影響数0は上限なしです。

ボーンと境界を扱う操作カード
ボーンと境界を扱う操作カード

Auto Bone BlendとJoint Fit

Auto Bone Blendでは現在の比率かレストボーン距離を出発点に、境界をプレビューします。左右移動で調整し、左クリック/Enterで確定、Esc/右クリックで戻します。単一対象の相手はParent/Child/Bothから選び、分岐を推測させずに対象を指定します。

Joint Fitは連続する2~6本のチェーンについて関節付近の分布を検討します。Auto Bone Blend中のTabまたは専用操作から開き、幅・表示・関節を調整します。線形Armature1個、Preserve Volumeなしなどの条件が必要です。すべてのリグ・ポーズを自動改善する機能ではありません。実際の曲げで結果を確認します。

Clean Farと分割

Clean Farはボーンから離れた影響を減らします。左右移動で除去量、ホイールで保持半径を調整して比較します。他の既存影響へ配分できない場合は合計が減ります。新しい影響は作りません。

ボーン分割は分割数・割合・選択頂点付近・画面で選ぶ位置を指定し、ウェイトも配分します。左右や関連メッシュへ及ぶ範囲を確認し、複製ファイルでリグの動作を確認してから本番へ使ってください。

数値でウェイトを調整する

選択した頂点の値だけを増減します · 3秒

設定とショートカット

用途別に確認できるショートカット設定
用途別に確認できるショートカット設定

プリファレンスで基本設定、GPUパネル、ウェイトの色、ボーンカラー、ショートカット、パフォーマンス、パイメニューを調整できます。Blender・Industry・Maya・Softimage・Modo・Houdini・3ds Max・C4D・ZBrush・Mudbox・Substance 3D Painter・未割当のプリセットは、このツールの割当へ適用します。

Mudboxの半径/強さはB/M、Substance 3D PainterはCtrl+右ボタン/Uです。SoftimageはSを視点操作用に残し、半径/強さをR/Shift+Rに割り当てます。サイズと強さはBlenderの円形調整で、各DCCの全操作や固有のドラッグ方式を再現するものではありません。

操作 Industryの基本割当
ボーンの単独選択/追加選択 Ctrl+左クリック/Ctrl+Shift+左クリック
半径/強さ/ウェイト S/U/Ctrl+U
一時スムーズ/消去 Shift+左ドラッグ/Shift+右ドラッグ
反転ウェイト Shift+Alt+左ドラッグ
選択のウェイト/対象にフォーカス W/F
一時ポーズ/ボーン孤立表示 中ボタン/F1
ビュー回転/移動/ズーム Alt+左/中/右ドラッグ

プリセット適用前に自分の割当を確認し、変更後はプリファレンスを保存します。ボタンのアイコン表示と表示項目も保存対象です。半径や強さなど作業中の値は、ヘッダーまたは対応する設定カードで変更します。

パイメニューを自分の操作へ合わせる

プリファレンスのパイメニューで8方向にコマンドを割り当てます。起動キーは同じ欄で確認・変更し、必要な方向だけ使う場合は空のスロットを選びます。標準へ戻すボタンはパイの割当を戻します。変更後はプリファレンスを保存してください。

Ctrlを押してボーンにポインターを置くと名前を表示できます。画面上で重なるボーン名も表示するかは基本設定で選べます。メッシュの編集モードでは関連する変形ボーンが対象です。

困ったとき

状態 次に確認すること
塗れない ペイント対象、アクティブグループ、強さ、選択限定、可視判定、ロック、状態欄の理由。
ボーンが拾えない ボーンコレクションのSolo・非表示、ボーンの選択保護、変形ボーンと頂点グループの名前を確認します。不足するグループは表示のメンテナンスから「ボーンを選択できない問題を修復」で空のグループを作れます。既存ウェイトは維持します。
Quick PoseでTRACKBALLのエラーが出る Preferences → Keymap → Transform Modal Map → Trackballを復元します。Rotateと同じRキーでも、異なるモーダル操作なので両方の項目が必要です。
ブラシ開始時に標準ボーンが消える 「EditPaintのボーンだけ表示」がオンだと、標準ボーンを色付きのEditPaintボーンに置き換えて表示します。両方を表示するにはオフにします。リグ自体は変更しません。
指定0.5が1になる Strict Normalizeと単一影響の組合せ。他の影響かBalance Groupを用意します。
反対側が塗れない Xのみ、対称方式、反対側のグループ名、両側のマスク・ロックとストロークの状態欄を確認します。
隣の指まで変わる 範囲を選択で絞り、表面距離・アイランド・厚み・半径を確認します。
色と塗布先が違う 配色と対象は別設定。通常はアクティブボーン、リボンは保存された対象一覧を確認します。
小窓の内容が古い グループ・形状変更後は開き直します。
準備やプレビューが重い 対象を絞り、評価モディファイアと可視判定を見直します。メモリ予算超過なら範囲を狭くします。

「ウェイト異常を表示」は診断用の配色です。赤は選択した診断の問題、青は合計ゼロ、マゼンタは無効値、灰色はその診断で問題なしです。表示しただけでは修復されません。「診断と修復」では提示された理由と実行内容を確認します。

Blenderのオーバーレイ設定との関係

プリファレンスの「ウェイトの色」で、ゼロウェイトの「なし/アクティブ/すべて」と警告色を変更できます。切替は現在のシーンの設定、警告色はBlenderのテーマと共通です。警告色の初期値は黒(RGB 0/0/0)です。各欄のXで初期値へ戻せます。警告色は標準表示とEditPaintのカスタム表示の両方に反映されます。

通常の単一ウェイト表示ではBlenderのZero Weights設定に従います。Noneはゼロを配色の下端色で表示し、Activeは表示中のウェイトがゼロの頂点を警告色で表示します。Allはすべての頂点グループでウェイトがゼロの頂点だけを警告色で表示します。診断表示とボーンごとの配色はそれぞれの配色を使います。

表示全体のオン/オフと、Blender配色でのカスタムウェイトカラーはBlender側の設定に従います。ブラシ使用中の不透明度はEdit Paintの「ウェイト表示の不透明度」で調整します。標準表示を使用する間はShow Weightsと標準側のOpacityを一時的に制御するため、Blender側で変更しても次の同期で戻ることがあります。終了時は元の表示設定へ戻します。

X-Rayとアーマチュアの最前面表示はボーンの表示・選択に反映されます。カスタムのウェイト面は形状と色を確認するための表示なので、X-Rayで面全体を透過させる操作には対応しません。奥の頂点を選ぶときは選択ツールと「X-Rayモード」を使い、ウェイト面を薄くするときは「ウェイト表示の不透明度」を下げてください。

このバージョンの対象はウェイト編集です。別オブジェクトからのウェイト転送ブラシは今後の更新へ延期され、このリリースの操作には含まれません。既存の頂点カラー・テクスチャ設定を編集する案内には使用しないでください。

問い合わせはサポートまたはDiscordへ。Blenderの版、OS、再現手順、エラー文、共有可能な最小ファイルを添えてください。

動作環境とライセンス

Blender 4.5.0以降。Windows x64の任意ネイティブ補助処理が利用できない環境ではPython側の処理を使用します。OS・GPU・リグ構成による違いがあるため、利用する環境で短い操作から確認してください。

新規の3秒動画は、説明用メッシュ上で自動操作した実際のBlender画面を順に撮影して編集したものです。物理マウス・ペン入力の録画や処理速度の比較ではありません。

コードはGPL-3.0-or-later、無保証です。配布ZIPのLICENSEを参照してください。