[SItoB]SoftimageからBlenderへの移行[Addon]
Softimageユーザーの観点から、
どのようにBlenderを改造すればストレスなく仕事ができるかを検証します。
主にBlenderのアドオン開発で対応しますが、
ショートカットを強制的にWindows側で制御する
AutoHotKeyも活用します。
Contents
使い方とか免責事項
- Blender2.9αで開発してます。たぶん2.83でも使えます。
- 他者が作ったアドオンが必要。
- 絶賛制作中なので、不具合やら問題は多いです。
ダウンロード
GITHUBにソースコードをアップしています。
下記の画像参考にZIPをダウンロードして、
Blenderのアドオンをインストールしてください。
C:\Users(自分のコンピューター名)\AppData\Roaming\Blender Foundation\Blender\2.90\scripts\addons
または、編集→Preferences→addonにZIPを解凍せずに読み込み。
設定→addon、zipのまま読み込み
「テスト中」に表示。
CustomTool群は利用不可
Sキーでカメラ操作
Blender2.90.batを作成して以下を参考。
Blender起動時にAutohotkeyも自動で立ち上がるようにします。
@echo off @setlocal enabledelayedexpansion tasklist | find "AutoHotkey.exe" > NUL if ERRORLEVEL 1 start %~DP0\SItoB_AutoHotKey.ahk start D:\Blender2.90\blender.exe
Blender2.90.batのショートカットを制作し、
アイコンをBlenderに変更。これをデスクトップにおいておけばOK
Autohotkey側で以下のスクリプト作成し、読み込む。
SItoB_AutoHotKey.ahk
Altキー=Sキー
これでカメラ操作はSoftimageと同じ挙動になる。
Altでも操作可能。
ただし、キーマッピングでSキー関係は全部Kキーに手動で変更が必要。
全て設定済みのショートカットは、そのうち公開するかも。
#NoEnv ; Recommended for performance and compatibility with future AutoHotkey releases. ; #Warn ; Enable warnings to assist with detecting common errors. SendMode Input ; Recommended for new scripts due to its superior speed and reliability. SetWorkingDir %A_ScriptDir% ; Ensures a consistent starting directory. #IfWinActive,ahk_exe Blender.exe ~S & RButton:: send, {alt down}{Lbutton down} keywait, RButton send, {alt up}{Lbutton up} return ~S & LButton:: send, {alt down}{Mbutton down} keywait, LButton send, {alt up}{Mbutton up} return ~S & MButton:: send, {alt down}{Rbutton down} keywait, MButton send, {alt up}{Rbutton up} return Shift & MButton:: send, {Shift down}{Lbutton down} keywait, MButton send,{Shift up}{Lbutton up} send,; return #IfWinActive
サブディビジョンレベルをSoftimage|XSI 方式に
si_subdiv.py
Twitterのログ参照。
ショートカット重複します。全部削除!
サブディビジョン適応時、スムースノーマルが60度で適応されるようにした。
削除時にFlatに戻せるようにも。 pic.twitter.com/KeQO7RjQGR— cvELD (@cvELD_info) June 4, 2020
ムーブコンポーネント
si_MoveComponent.py
スナップ、スライド、マニピュレター表示のトグルは未実装。
Pi menu Editorアドオンで代用できるので開発はしないかも。
オブジェクトモード→編集モードに強制切り替え。
ムーブコンポーネントは「長押しモード」へ
各コンポーネント選択は背面選択ONのBOX選択へ
(そもそもオブジェクトモードも編集モードも切り替えが面倒じゃないですか?
M = Softimageのムーブコンポーネント操作ができます。
U = ポリゴン選択モード
E = エッジ選択モード
T = 頂点選択モード
オブジェクトの裏面も選択できるアドオンの導入が必要です。
Box Select X-Ray
選択のハイディングトグル
こちらのアドオンが必要
ハイディング後、選択してたオブジェクトが外れる。
改善したいが修正方法がまだわからない。
2020年6月14日公開版には入れてません。
ショートカットは削除していませんので
手動で消してください。
選択の移動、回転、拡大のリセット
si_resetSRT.py
全てリセット、Deltaもリセットします。
カメラのリセット
si_ResetCamera.py
#b3d#softimage
Reset Camera
ショートカットは「R」
自分の場所を見失しなわないための、大事な機能 pic.twitter.com/4V84vdSOLP— cvELD (@cvELD_info) July 10, 2020